3期を超え、「本物」を手に入れたけど、それでもやっぱり一歩引いてしまう彼女...。 でも、いや、確実に彼女は彼に向かってアプローチすることが出来るようになっているのであった。 梅雨時期。天気予報では晴れと出ていたのにきつめの雨が降ったな、等と感傷に浸る彼に彼女は一言、声をかけたのであった...。例え断られることになるとしても...。

「目が覚めたんだね」 上から声がして見上げると、緑色の悪魔が冷たい目でこちらを見ていた。手には散水用のホースを持っている。私はそれをただ見上げることしかできない。気が付いた時にはドラム缶の中にいて、肩までコンクリートで固められていたのだ。これは、普段のおままごとのような制裁とは違う。今回はもはや不可逆だという点で、明らかに一線を越えてしまっている。 「いつきが悪いんだよ。桜空を失った私から、パワポケ君まで奪っていこうとしたんだから」 悪魔が表情のない声でつぶやく。誤解だ、と言いたかった。が、恐怖で身がすくんで声を発することもできない。 ホースの先から勢いよく水がほとばしる。悪魔はその水をドラム缶の内壁に這わせるようにして注いでいく。首筋に冷たいものが触れた途端、私の背筋も寒くなる。私は必死にもがこうとしたが、四肢が寸分の隙も無く固定された状況では、それすらも許されなかった。 やがて私の頭部は完全に水没した。はじめは呼吸を止めようと努力していたが、すぐにそれも徒労に終わった。溜め込んでいた最後の空気を吐き出した直後、肺に空気が流れ込んでくる。ただただ息苦しい。いくら激しくもがいても、どうにもならない窒息感に、やるせない感情が一気にこみ上げる。苦しいし、死にたくない。確実に迫る死を前に、もうそれしか考えられない。 と、唐突に私は苦しみから解放された。同時に、底知れない安らかさと穏やかさに包まれる。あらゆるしがらみが無くなった、この上なく自由な感覚。私はそれに身をゆだね、眠るように目を閉じた。 ……的なバッドエンドがあったらなという妄想。攻略不可能バグの解消が先ですが

　 アイアン・サイトとも言いますが、オープン・サイトとは、標準装備の照準器のこと。 　 距離500メートルの特設ライフル・レンジ。無改造＆スコープなしの四四式騎銃で、うどんげが長距離射撃に挑戦。（無謀） ターゲットは紙の代わりに鉄板を使用。弾丸が当たると音が出るので、命中したことがわかります。 オープン・サイト射撃の世界記録は2240ヤード（2048メートル）。数字が半端なのは、それまでの世界記録にちょっと上乗せしたからでしょう。 YouTubeに動画が上がってますが、14発撃って、当たったのは2発（１発は不確実？）。 幅が36インチ（91センチ）のターゲットの周りに、着弾の土煙がぽつぽつ上がるのを見ていると、ちょっと怖くなります。すげぇ… 　 動画：Record Open Sight 2,240 yards K31 Swiss 7.5 　 お借りしたもの 　 鈴仙・優曇華院・イナバ改変 体操服ver1.016（ 3A07gun (ブルマP) 様 ） 姫海棠はたて体操服ver.0.99（ 3A07gun (ブルマP) 様 ） 伍長式四四年式騎銃 ver1.00（伍長様） ShootingBenchより　野外射撃場(女の子用)＆レスト(緑)　（とりそば様） Spotting Scope v1.0より　M49SpottingScope(Wcamo)・M151／Leupold Mk4(大型三脚)　（とりそば様） ガレキ町２．０ハラッパより　ガレ原（BTA/kelorin jo様） 弾薬箱アクセより　5.56x45_840box（とりそば様） animesky（seasalt様） BMW･R75（ナオユキ様） ↑ターゲットの確認用。さすがに往復1キロを歩くのは かったるいので。 metricターゲット（モノゾフ様） PMXエディタ0.2.5.7（極北P様） ライフル・レスト・スコープ（小さい方だけ）は0.7倍にリサイズ。 　

「ここまで」のミユキの見るにゆっきーが理解出来たのは、彼女が決して「博打をしない性格」だという事。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「ポリ組の乱」後にブルースカイに移動してからここまでたった半年ではあるにも関わらずこの短期間で今の地位を手に入れた訳だが、その過程のどれもが恐らくは相当に巧妙且つ確実な「一手」を打って、打って、打ち続けて、遂にこの「天元」の場まで至らしめたのであろう。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　そんな彼女が本当に「これだけ」で己の求めてる「絶対的な支配」を確立したと思うかと言えば決して「そう」とは考えていないのでは無いか？　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　そもそも逆神にしろ彼等にしろ「今の」ミユキと違って「ただのニンゲン」である。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 元々姉のナツミ共々に体の半分に「エルフ」の血が流れている彼女とは流れていく「時間」が異なっているのだ。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　如何に今彼女達に「支配」を施そうと彼女達もやがては力を失い、権力から離れ、そして・・・寿命も尽きる。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　そう、少女よりもずっと早くに。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　そんな明日も知れぬ「泡沫の存在」を「支配」しても彼女の「最終的な目的」は達せられないのではないのか。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ゆっきーはそう考えた。