「初」を横に広く、「風」を縦長にとって組み合わせて書いています。 楷書隷書篆書でこういうことをすると、とたんに全体の調和が崩れがちなのであまりできない手法です。

普段作品では多字数なので、全紙による少字数の大字作品に挑戦。 人生の歓喜が爆発する瞬間に、天が軍鼓を鳴らさんが如く稲光と轟音をたてる。 遠くで響く雷鳴は、人生を力強く荘厳し、守護する。 こんなイメージです。

ゲーム實況・生放送者のプシュケイさん(user/642882)に送つた拙畫のうちの一つです。一箇月過ぎたのでもう一般公開しても良いでせう。ちなみに、傘の圖の向かつて左にある印影は、篆書で「窗付」です。また、左下の印影は、私が平素から作品に使用している「龍」の印です。

動画用に描いた吹雪改二のイラストです。題字は前回の『吹雪』（im4813502）と異なり、篆書体にしています。

大きく書いてしまう悪い癖が出たｗ。

今回は草書です。 中国王朝において正式書体は篆書→隷書→楷書と移り変わってきたので、行草書は公式の書体として扱われることはありませんでした。 ですが、今日書道展などで見られる作品はほとんどが行草書作品となっています。日常書体として気ままに書かれたその自由さに惹かれるのでしょうか。

動画用に描いた吹雪改のイラストです……といっても、これの色を変えて題字（例によって篆書体です）を入れ替えただけなのですが。要するに手抜きです。

という訳で、新刊表紙バージョンをば。ニコ動に上げている『海色』（sm28239845） 『吹雪（改）』（sm28903844）『帰還（フルコーラス）』（sm30105045）以来、特型絡みでは必ず題字を篆書にするという決まりを勝手に作ってしまったが故のデザインです。

番外編あらため篆刻編。 篆刻の場合は篆書で彫るのが一般的ですが、まあなんでもありです。 今回は行書。文字の配置も少し工夫してます。

碑文や木簡、甲骨文字に関する日本語媒体の資料が少なすぎるので、中国のサイトを利用するための手引きを作りました。甲骨文字、篆書、金文、木簡、隷書、草書、北魏碑、楷書、行書などあらゆる漢字資料が手に入ります。漢字に興味津々なあなたの学習の一助となれば幸いです。全く興味のないあなたも、素晴らしい能書家の字や古代の甲骨文字などに触れてみてはいかが？

過去のボツ作品、折角なので新しいデジカメテストを兼ねて投稿。 篆書で「不退転」と読みます。

魑魅魍魎の篆書体書くのに苦労した一作 少なくとも一昨年描いたKAIKOより高い閲覧数を目指す

一番篆刻ですと胸張って言える、篆書体の雲外蒼天という四字熟語を彫りました。 意味は今が苦しく困難な状態であっても、諦めずに努力し続ける事でいつか乗り越えられる・好転するよって意味。石の上にも三年とかが近い言葉ですねぇ。 とても前向きになれる言葉ですね、雲外蒼天だと信じて日々頑張っていきましょう！ 縦横厚さ5cmの雲南石に彫りました。