藍　「紫様、唄音ウタが言っていた「同じ出来事を追っていた」というのは紫　「人口が著しく減った事によってこの国の一部は人の手が入らない状態になっている　　　そして、神秘とされる自称天使どもの「破壊」や神秘を扱う者たちが現れることによってこの世界は　　　「そういう存在がいるのが当然」　　　という状態が固定化され才のあるものは「外」においても普通に魔法や魔術が使え、幻想に属する生き物も「生まれ」やすくなっている　　　フレンズどものように生き死にや「元が生物」というのが分かっていれば保護や現体制に組み込むことも可能　　　しかし、我々のような存在や生まれやすくなった幻想種は・・・藍　「出自や経緯、価値や能力に個体差、それぞの持つ知能や身体能力が違いすぎて組み込むことが難しい紫　「その通り、だからこそ狙われる　　　生まれて力の扱い方も知らない妖怪、深い森や「魔力の集まる場所」等で偶発的に発生する妖精等は好事家の玩具にされる　　　すべてを救うつもりなどはないが・・・　　　「人間ごときにそうされるのははらわたが煮えくり返る」　　　だから可能な限り保護をしているつもりだけど圧倒的に人手が足りないのよね藍　「いかに紫様といえども世界すべてというならば手に余りますから仕方ありません紫　「でも、それを可能にしている者たちがいる　　　それが先ほどの唄音ウタの率いる軍事会社、特にアリス・マーガトロイドの人形の数はとてつもない藍　「あれだけの人形を維持する魔力はどこから得ているのでしょうか紫　「そんなもの分かりきっているでしょう？藍　「魔力でパスをつないだ程度でそこまでの融通ができるのでしょうか？紫　「そんなもの、何故あんなにも肉欲に溺れているか考えればわかるでしょう？　　　あの男の「精」は膨大な魔力の塊、軽く維持できわ藍　「（ただ肉欲に溺れているわけではなかったのか・・・八雲紫：わたべ ななみ様八雲藍　改造モデル：kome_ken様：javatea様：ままま様試作洋風日傘：智沙都様dSAdultShader：ドゥドゥ様PowerShader：角砂糖様渓谷ステージ：ゆづき様