葉は華を惟ひ、華は葉を惟ふ を含むイラストが 11 件見つかりました ( 1 - 11 件目を表示 ) タグで検索
がおーさん またみと 若干Alphes塗りっぽい 理想を作るのも、理想 うふふがねぇ! みとりお姉さん! み ↑修「シジミもタベロ ↑お前の「禁止」を禁止 ↑「だが断る」を禁止 ↑↑
何よりそんな彼女たちの姿を昔から見てきた彼女が今この場に居るのだ。 それが語る経緯や客観的視点からの心情はある意味当人たちの言葉以上により強固な信憑性を以って受け止められるのは至極当然であった。
ここで逆神は初めて皆には「聞かせていない話」を明かした。 それはまだ「ポリ組」としてミユキ達が逆神ら「ナイトメア」と対峙していた頃の話。 幾多の対決の中で初めて海外、それも欧州やアフリカという広大な範囲を舞台にしたあの伝説のレース――――――「パリ・ダカールラリー」での「彼女」とのある「やりとり」の話であった。
伝わって来る。自分の中に。 彼女の思いが。苦悩が。覚悟が。そして”愛”が。 当然だ。彼女は自分にとってもう一つの自分なのであり、姉妹なのであり、同胞(はらから)なのだから。 それを同じように苦しくも思う。また悲しくも思う。 だがそれ以上に、不謹慎ではあるのだが嬉しく思う自分がいるのも確かなのだ。 あの道化の下らぬ理由で生み出され、あっという間にその存在理由を失ってしまったモノとして、自分達はこれから如何にすべきか。 今はその問いに対する答えを模索する途上だ。 その姿が彼女に要らぬ不安を与えてしまったとしたら、それこそ自分の至らぬ点だと少女は自嘲する。 だが今には直ぐにその答えを得られそうにない。 だからこうして彼女は今、此処にいる。 取り敢えず与えられた「目的」を果たす為に、此処にいる。 自分を必要とする彼女の思いを拠り所とし、それを今の自分の存在意義としながら。