山城「どうしても気持ちが落ち込んだり、嫌な気分になったりする時があるの。でも、それだって私が今「私である」ことの証明だから。泣ける時に泣けて、笑える時に笑う、そんな当たり前のことが出来なくなる事のほうが、私はずっと怖いから」 　扶桑型戦艦娘の妹として誕生した山城は、その実扶桑とは似て非なる個性を与えられた存在である。言うなれば扶桑で得られたデータの追検証を行う同型艦娘であり、実証のための最後の後押しをすることを目的として位置づけられた。 　基本的な装備と能力は扶桑に準じているが、データの展開上より精密な情報を得ることができるため精度の点でより磨きがかかっている。しかし指揮能力においては艦娘自身の個性の問題のためか、扶桑ほどの能力を発揮できていない。 　また、扶桑との相違点として１機のみ飛行ユニットを運用可能な点があり、この部分がのちの伊勢型へと受け継がれていくことになる。 　扶桑に比べると活発な印象があるが積極的に前へと出ることはない落ち着いた性格で、扶桑を「お嬢様」とするなら山城は「お姉さん」といった様子。子供好きで、鎮守府の外でも近所の子供たちと遊ぶ姿が頻繁に目撃されていることから、世話好きの面も見て取れる。 　なお、こちらもとある海戦戦記に登場する超弩級戦艦が名の由来だが、「私…こんなに酷くないですよね？」と少々気にしている様子。彼女が姉の扶桑と共にあげた戦果を考えると、戦記での不遇が信じられないものとなるのだが……。 装甲：8　範囲：8　索敵：7　速度：4　攻撃：8　対空：4　対潜攻撃可能　飛行ユニット有

スノーモンの転生、長寿のスノーモンがカチカチの氷になってしまった姿。目と尾の先にスノーモンだった名残の雪の結晶が見て取れる。メラで解凍するとスノーモンに戻るという噂がある。

気を失ってどれくらい経ったか、自分を呼ぶ声が聞こえる…騒ぎを聞きつけたのか、従者が駆けつけて来たようだ。しかしどうも様子がおかしい。「ようやく気が付かれたようですね、さぁ部屋へ戻りましょう。」そこでここを離れなければならない、今すぐに脱出する事を伝える。だが従者はこう続ける。「あなたはとても良い方でした。なので教えてあげましょう。私はここで生まれ育ち、彼の司令官に仕えて来ました。あなたの従者として来たのも、すべてはこの軍団を手に入れるためでした。」もう何日も前から自分がこうなる事が仕組まれていたのだ。そして従者はこう続ける「でもこれだけは本当です。あなたをお慕いしていました、叶うならずっとそばに居たいとも…。」声と表情から迷いが見て取れる、しかし必ず仕事をやり遂げるはずだ。もう逃げられないのだろうか？そんな絶望を刺し通すような声が響く「そいつから手を離せ！」 16:im6754245　18:im6764212