六観音（ろくかんのん）さまの一人、如意輪観音（にょいりんかんのん）さまです。延命（えんめい）、安産（あんざん）、除厄（じょやく）の功徳（くどく）があるとされ、先の【六道】（ろくどう）の右はし、【天上界】から衆生（しゅじょう）を救い（すくい）導いて（みちびいて）くださる観音（かんのん）さまです。仏師によって異なりますが、六臂（ろっぴ）＝6本の腕の像が多く、この線画は13世紀のラインです。観音様（かんのんさま）に助けてもらいたい時は、『ねんぴーかんのんーりき』、もしくは、『なむ（なも）かんぜおんぼさつー』、と言ってみましょう。ありがとうございました。

三十三観音の一人、白衣観音（びゃくえかんのん）様です。水墨画（すいぼくが）の題材（だいざい）にされたりしました。白衣（はくい）をまといし、吉祥（きっしょう）を表す観音菩薩様です。無病息災（むびょうそくさい）、延命長寿（えんめいちょうじゅ）、安産（あんざん）や育児（いくじ）にご利益があるそうです。ありがとうございました。

写仏（しゃぶつ）といって、仏さまの絵を模写する行の一つです。 みんなもノートやスマホやPCでえがいてみましょう！ （左の仏様はデジタルでデザインしたものです。）【観音菩薩（かんのんぼさつ）】さまです。このイラストは座っている姿なので、観音菩薩・坐像（ざぞう）と言います。平安時代のラインです。ありがとうございました。

六観音（ろくかんのん）の一人、十一面観音（じゅういちめんかんのん）様です。この写仏では全部みえていませんが、名前の通り、11面の顔があります。先の六道（ろくどう）のお地蔵様の青色の修羅道（しゅらどう）で修行する衆生（しゅじょう）を救ってくださる観音（かんのん）さまです。遅刻すみませんでした。厄災（やくさい）除け（よけ）の功徳（くどく）もあるそうです。

六観音（ろくかんのん）の一人、馬頭観音（ばとうかんのん）様です。少し怖い表情で観音（かんのん）の怒り（いかり）を表現し、馬（うま）の冠（かんむり）の姿をされています。馬（うま）は魔（ま）を降す（くだす）力を表現しています。先の地蔵菩薩様のみっつめ、畜生道（ちくしょうどう）にいる衆生（しゅじょう）を救済（きゅうさい）してくださる観音様（かんのんさま）です。馬（うま）だけでなく動物（どうぶつ）救済の功徳（くどく）もあるそうです。腕は2本や８本で表現されています。このイラストは３面２臂です。ありがとうございました。