やら「それでまぁ、そこから数年間奇妙な関係が続くわけだ ゆか「それにしても、意外です やら「ん？ ゆか「お話を聞く限りかなり安っぽい挑発というか、正直あんな挑発にのったその事実の方に驚きです アリ「それまでずっと勇次郎の指摘した戦い方しかしてこなかったし、訓練とはいってもサーヴァントとの戦いは命がけだった 　　　やらない夫のことだものそれを馬鹿にされたら自分の事だけじゃなくそのサーヴァントの事まで馬鹿にされたように感じたんでしょ やら「概ねその通りだな 　　　それとまぁ、おっさんの指摘は間違っちゃいなかったんだ 　　　戦闘前からの駆け引きなんてのはアーチャーさんも得意とするところだったが彼から教わったのは「護る技術」と「料理」だけだった 　　　まぁ、その料理も当時は何の魅力も感じずする事は無かったんだが・・・ 　　　守る技術も本心で言えば自身よりも他者を守る技術が欲しかったんだが 　　　「己を護れないものに他者は護れない」 　　　と諭されて身に付けたがアレもアーチャーさんの「おせっかい」だったんだろう アリ「どうして？ やら「おっさんの言う通り俺がガキだったからだ 　　　戦う技も身体能力もある、でも突き進むだけだった、それでアーチャーさんは俺に生き残る術をおっさんは生きる上での駆け引き「とか」を教えてくれたんだ 　　　本人達はそんなつもりなかったと口をそろえて言うかもしれないけどなw アリ「（ふぅん・・・ ゆか「（とか、ですか・・・ やら「どうした、二人とも？ ゆか「いえ、それでお義父様と過ごす時間が増えたという事なのですね？ やら「あのおっさんも大概自由だからな 　　　フラっとどっかに行ってはやってきて戦って・・・先生よりも先に俺の事を叱ったのはおっさんだったなぁｗ やらない夫：jem様 結月ゆかり：くま様 アリス：にがもん様 dSAdultShader：ドゥドゥ様 PowerShader：角砂糖様 NYのペントハウスっぽい部屋：namima様