雪が降りだす前に、山梨県北杜市へドライブした。名水として知られる白州のある地だ。そこの道の駅に、手のひらサイズの大きなピーマンがあってな、そいつを一袋買って、ドライブのおやつにしたんだよ。そう、生ピーマンさ。生ピー。がりりと齧ると、じゅっと水がはじける。なんて瑞々しいんだろうか。そこで知ったのだが、ピーマンの種って、甘いんだ。砂糖まじりの粒菓子みたく、ほのかに甘いんだよ。種は綿に引っ付いてるんだが、それに綿が面白い食感で美味いんだ。ピーマンは苦い野菜の代名詞としてよく言われているが、そいつは間違っとる。そんなこという奴らは、ピーマンの何を知ってるというのかね？　彼らはピーマンを知っているのではなく、ピーマンに踊らされているだけなんだ。ピーマンは果肉しか食べられないと決めたのは誰だ。それは自分自身だ。種や綿にはカリウムが含まれているから、むくみを防ぐ効能があるし、種には血行促進作用のあるピラジンがある。我われはいつの間にか世界を自分自身で決めつけて、枠に当てはめて、探求を拒絶して、そして青い鳥を見逃してしまうのだ。それはきっと、我われにとって大切なことは青い鳥ではなく、手元の資料1なのだろう。我われには金が必要で、生きるために仕方がないことなのだ。生きるために働くし、生きるために飯を食う必要がある。好き嫌いせずに。だから、 ぴーまんたべて。

現状海外サイトのニュースに踊らされているけど、戻ってきていただけるのなら本当に嬉しい。ルヴァン杯の次はリーグ優勝、もしくは天皇杯…