酒蔵 を含むイラストが 31 件見つかりました ( 21 - 31 件目を表示 ) タグで検索
２年前（２０１３年）に作ったMMD漫画の完結表紙 やっと（エターから）完結です（MMDの方はあとは小説） http://seiga.nicovideo.jp/seiga/im3074755?track=seiga_illust_keyword あらすじ ジュラル星人は自家製の"神便鬼毒酒"を使って星熊勇儀を捕獲 そして爆弾入りの偽勇儀を使って、チャージマンKを酒蔵コンビナートに誘い出す この絶望的な状況の中、囚われの勇儀姐さんが奇跡を起こす！？ お借りしたもの、 キスメ、桶・イオリーナさん 星熊勇儀・ぷれでたぁさん チャージマン研の装備、スカイロッド、・mtさん エフェクト・ ビームマンPさん、nakaoさん 旧都、人里・鯖缶さん WaveANM・ビームマンＰさん バリカンの旧友、スカイ・オッケ（パワポで書いたもの） ドラム缶・クールデスティニーさん
まだまだ外は寒いのですが、クラン・ハイルさんの家の前で桜が開花しました。 女子会と称して庭先で敷物を広げて天幕を張り、バーベキューや煮込みの美味しそうな匂いがただよい、もちろんスイーツの準備もかかせません。 「桜は私が世界各地から能力で取り寄せたんだけどね」 「毎回、よく持ち主にばれないなあ、メルラ」 「真夜中のだーれもいない公園の、たくさん群生しているところから目立たないように転移させてあるから、アレクシス姉さま。お花見が終わったら元の位置に戻すし、日照や土壌の問題も桜たちには最小限の負担ですむようにしてるわよ」 「地属性だけあって花の扱いは一族でもピカイチ、能力つよつよで料理もうまくて、だいたいのことはまんべんなく出来るんだけどねえ」 「後ろは頑張ってるなあ。あたしは先に呑ませてもらうけどさ」 「私たちも手伝わなくていいんですか、ニァサ様」 「あんたたちはあたしの酒につきあってくれればいいや。アレクシスとメルラが張り切ってごちそう用意してるし、鍾季やれむルカもおチビたちのお守くらいはできるからさ。クラン、蜂蜜酒の用意はできてるかい？」 「ええ、葡萄酒もビールも、ついでにお茶や果汁もたっぷり作ってあるわ」 「あたしらはともかく、セルシアナはほどほどにしておかなきゃ体に障るからね。人間はこういう時は損だよねえ」 「変に酒代かからないからいいわよ、ニァサ」 「確かに。まあ、我が一族は兄上や姉上筆頭にうわばみも少なくないんで、自前の酒蔵やワイナリーを所有して城下にも還元しているけどさ」 「薬草園でも細々とお酒作ってるわよ。最近は蜂蜜酒よりも葡萄酒をたしなむ機会が増えたかな。昨年から葡萄の在庫が全然減らなくて」 「近頃は公設食堂でも夕食時はワインがゴブレット一杯に限り無料だものね。いったい何があったの？ タダ酒にありつけるのは嬉しいけど」 「果実の精霊たちが大爆発してご覧のありさまさ、アルメリア。なにしろ工房一棟まるまる埋め尽くす勢いで、在庫を積み上げたからねえ」 「生食できないんでしたっけ、ニァサ様」 「あの果実は食っても毒じゃないけど、浄化してなお口が痺れるくらい渋いからなあ。一種の呪いみたいなもんだ、加熱してようやく解けるっていう」
Botania編最終回用に描いたイラストです。 「お屋敷の地下(？)にあるAMT2の酒造エリアです。 工業化MODが入っていないので、AMTの機械類を動かすのが大変ですね。 ちょっと頑張れば、ゆずを電池にできると思うのですが、あやめちゃんはそのちょっとの頑張りで頭を使うくらいなら、手回し発電機を使うことを選んだようです」
ここはエルフの里近くにある、ユークレースの薬草園。 いくつもある温室の中で、さまざまな作物が太陽と魔法の石の光をたっぷりあびて、すくすくと育っています。 里の農園でも野菜や果実、穀物や香草などを栽培していますが、こちらはどちらかというと実験的な植物が多いのが特徴です。 「本当よねえ、どうしてこれを育てているのか、自分でもたまにわからなくなる時があるわ」 「どんな草木でも役割がある。僕たちがやるべきことは、どこかで埋もれている植物を見出し、役立つように育てることだよ、クラン」 「人間には毒や薬になっても、私たちにはほとんど効かないところをどうにか開発しているんだものね」 「ついでに美味い食料や嗜好品が増えれば、言うことなしだろう」 「うちの一族は食いしん坊が多いものね。今日も兄さまや姉さまたちがこぞって狩りに出かけているし」 「大鍋用意しておくか。空振りかもしれんが、獲物がきたらちょうど新しい香草をためしてみたいと思っていたところだ」 「あれを出すのね、ユーク兄さま」 「クラン、後で第７温室まで行って摘んできてくれないか」 「ついでに煮込み用のお酒も準備しておく？」 「蜂蜜酒の甘くないものを一樽、酒蔵から引き出しておこう。残りはみんなで飲みつくすとして……そうだ、どうせだからあの薬の治験にもつきあってもらうか。例の葡萄酒がまだ残っていたな、全部出そう」 「え、三樽あるけど、すべて？」 「あのクスリ……ユークレース様、なにかたくらんでおいでですかあ？」 「こらこら、人聞き悪いぞ、れむルカ。これから夏に向けて里での祭りや行事が増える。二日酔いで労働力が著しく低下するのもこの時期。とっておきの酒をたらふく呑ませた上で、データを取るには兄弟姉妹たちはまさにうってつけなんだ」 「あらあ、新しい二日酔いの薬ですかあ。今日はさぞ、夜遅くまで宴会が続きそうですねえ」 「クランとれむルカはほどほどで切り上げていいよ。僕もキリの良いところで自宅へ引っ込むがね」 「翌朝、薬草園は屍累々になりそうですねえ。今の時期は外で寝ても凍らないからいいですけどお」 「仮眠用の天幕はあらかじめ準備しておく。早朝から忙しくなりそうだからね」
