https://twitter.com/unya_unaya/status/510141207993806848 「やあ、久しぶりだね。 　どうだい、すごいだろう？ 　コレだけ降らせると、この匂いで酔ってしまいそうだと思わないかい？ 　そう、ここはね。こんな風に、なんでも自由に出来てしまうんだ。 　それはとっても、とっても素敵なことだと思わないかい？ 　だが、そうならないものもある。 　それは、キミだ。 　キミは異物だ。このワタシのセカイの中で、唯一自由にならないモノ。 　なぜならキミは現実だから。この素晴らしいユメではないから。 　そしてワタシも、キミの自由になりはしない。 　手を届かせることは出来ない。 　掴むことも、触れることすらもできない。 　足りなかったんだ。手を届かせるだけの一歩が。 　さあ、目覚めの時間だよ。キミは現実に戻るんだ。ワタシのユメから上がってくれ。 　ワタシにとっては、もうこのユメの中で十分なんだからさ―――」 　だが彼は、それでも抵抗を続ける。手を伸ばすのをやめられない。伸ばさずにはおられない。 　なぜなら、彼が見た彼女の笑顔はひどく―――

春香：今日はかな子ちゃん達とスイーツデートです！ 　　　　　　　　　　　　　　　　……食べ過ぎないようにしなきゃ… 　　　　　　地元でも暑さが落ち着いて秋らしい季節になってきました。紅葉狩りなんてオシャレなことはできませんが、金木犀の香りと秋刀魚＋ビールの一杯で秋を感じています(笑)

香りを嗅いだとき、その香りと密接だった頃の記憶がふと蘇ることがあります。 金木犀の香りと恋の記憶　そんなテーマでした

秋の今頃にどこかで真実を求める謙虚な人が英霊呼び出しちゃって陶酔しちゃう高貴な人に初恋する そんなキンモクセイ咲く日の楊貴妃の話が私は欲しいのだ 続きim10625802

✖月✖日。天気：曇り 驚いた・・・私はとんでもない光景に遭遇してしまったようだ・・・。 月の隠れる程の曇り空の下、またしても野良の【白】を見かける。 しかしどうやら様子がおかしい・・・。 地面にうずくまり、胸をおさえて苦しんでいる。 触れもしない私はただ見守るしかなく、私についている【白】もその様子に戸惑い怯えている。 しばらくすると、苦しむ【白】の背中から植物のようなものが生え始め、一層苦しみ始める。 それは急激に成長を進め、オレンジ色の花を咲かせた。 嗅いだことのある甘い香りで、それが金木犀であることが分かる。 その金木犀は、一通り大きくなると成長を止めた。 苦しんでいた【白】は、既に地に伏し、動く気配が無い。 さらに待つと、その姿はぼやけ始め、霞となって消えていった。 私は最後まで見ていることしかできなかった。 翌日、その場所にはさも最初からあったかの如く金木犀が、甘い香りを放って立っていた。 知ろうとすればするほど謎が増えていく。 この現象は何を意味するのか・・・。 いずれ私の【白】もこうなってしまうのか・・・。 金木犀の香りを嗅いでいる【白】を横目に、私は少なからず不安を抱いていた。

10月半ばに描いたイラストです。当時、窓を開けていると風といっしょに金木犀の香りが入ってきて、とてもぜいたくで幸せな気分になっていました。