ル・ローヌ9Cとクレルジェ 9B及びプロペラをSketchUpよりお借りしました。ル・ローヌ9JはCからの改造。グノーム・デルタとモノスパップはでっち上げました。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　【年式順に並べるとデルタ→ル・ローヌ9C→モノスパップ→ル・ローヌ9J→クレルジェ 9Bですかね。独オーバーウーゼルはライセンス生産。UIはグノーム・デルタ、Ur.IIはル・ローヌ9Jのコピー（『Oberursel（オーバー・ウーゼル）エンジン』というサイトを参考にさせて頂きました。この場を借りまして御礼申し上げます）。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　【グノーム系（デルタ等）はピストン上面に吸気バルブが有り、モノスパップは2ストローク的なピストンバルブ。9Cと9Jの違いは銅製インテークマニホールドチューブの位置が前か後か、クレルジェはチューブがシリンダの真後ろで前から見えないってトコロでしょうか。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　【オイルとしてひまし油が使われ外部へ飛散。「パイロットが飛行中にかなりの量の油を吸い込んで飲み込み持続的な下痢」「着用する飛行服は日常的に油に浸されていた」事からすると、『エーデルワイスのパイロット』の羽毛コート？はとんでもない事になる様な。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　【モノスパップ→単弁、排気弁しか無い。「4ストとしての排気工程にも混合気を吸入するため、溢れた分がカウル内に蓄積し火災の危険が」と佐貫氏の著書『続ヒコーキの心』にあります。生ガスはパイロットも吸う事になるので鉛中毒もヤバいと思