あらすじ→ ・妖夢ちゃんが白玉楼でドジッたよ。 ・バツとしてメイド修行だよ。 ・最近食欲ないの（by幽々子） 妖「はぁ。なぜこんなことに？」 咲「あらっ。この前滑って障子を枠ごとダメにしたって聞いたけど？」 妖「うぐっΣ(-_-;)」 咲「それに食器を取ろうとして、食器棚の下敷きになったって聞いたし。」 妖「ううぅぅ(つд⊂)」 咲「挙句の果てには洗濯をしてたら、洗濯物をなくしたとか。」 妖「な、なぜそれを！まだゆゆこ様にもバレてn・・・あ。」 咲「はぁ・・ダメよ。私ぐらい家事ができなきゃ。」 妖「咲夜さんは出来すぎるんですよ。」 咲「そんなことないわよ。それにスカーレット家の従者たるもの。この程度の事が出来なくてどうします。」 妖（どう考えてもこのお屋敷を実質一人で掃除なんて出来ません。それも半日で・・・。） 咲「ほぉら。手が止まってるわよ。」 妖「え！あ、ｈって、きゃぁぁぁ。」 カシャッ 咲「・・はぁ、まったく。（それにしても・・今日は何枚撮れるのかしら。）」 背景がどうにもなりません。此れ如何程に？ ちなみに私の不幸は妖夢ちゃん以上ですよ。 次話→im3780955

Mokumokuren Syouji

怪談噺が終わった。話の内容に薄ら寒さを感じていた私は、すぐにそこから立ち去りたくて腰を上げる。 「おいおい、これで終わりだとか簡単に思ってんじゃねぇだろうな？」 そう言われた瞬間、蝋燭の炎がユラリ、と大きく揺れ燃え上がる。室内は全て閉め切っているのだから、風など起きる訳がないのに。 「出たいのなら出れば良い。ただし・・・生きて出られるかは知らねぇけど」 男の妖笑、障子の向こう、写り込む影。 嗚 呼、や は　り　怪 談 な　ん て　聞 く ん じ　ゃ　な　　か　　　っ　　た　　　―――　・・・ まだまだ私の中ではホラー風味は過ぎ去ってないよ！(`・ω・´)というのは建前で、炎エフェクトやAviUtilからの静止画出力を試したくて作りました。あと左近さんに良い加減眼鏡を掛けて頂きたくて・・・←←　最近の私の中の左近像は妙に仄暗い印象が強いようです。 左近モデル⇒本生印。P様　　骨格標本⇒VPVPwikiより　　　ステージ⇒ラブコメP様　　　MME⇒おたもん様、針金P様 10月11日追記⇒今更気付きましたが、他のPCで画像確認するとグリッドが見えてしまっているwww勉強になったんで次から気を付けますね(苦笑)

――それにしても、宏壮な屋敷であった。「どうぞ、お気の済むまで何処なりと御覧なさい」鷹揚な主の言葉に甘えて、あちらこちらを見て回るうちに、陽が落ちて来た。夕食を共にと言われてある。そろそろ主の待つ本館へ戻ろうと思った矢先であった。「あの、もし」薄暗がりから突然女の声で呼びかけられ、思わずぎくりとなった。人のいる気配も、近づいてくる物音もなかったのだが。障子越しの、弱い夕間暮れの光でよくよく透かして見ると、娘がひとり佇んでいるのがわかった。「や、これは失敬。こちらは今、どなたもお使いになっていないとうかがっていたものですから」いえ、と娘は小さな声で返事をした。美しい顔立ちの娘だった。年の頃なら、十六、七か。しかし、この肌の白さはどうしたことか。まるで……そう、まるで……いや、なにを馬鹿な事を考えているんだ、わたしは。「どうされました」「あの……本館まで、ご一緒させて下さいまし。お恥ずかしいのですが、戻り方がわからなくなってしまって」「ああ、お嬢さんもおよばれの方なんですね」「……ええ」返答に、奇妙な間があった。「広いし、入り組んでるから無理もありません。一緒にもどりましょう」ありがとうございます、と娘は頭を下げた。「なに、礼には及びません。さ、参りましょう」歩き出そうとすると、「あの、手を、手を引いていただけませんか」「え？」聞き返し、まじまじと娘の顔を見た。「わたくし、目が少々悪うございまして……暗いところでは、普通の方よりも足元がおぼつかないのです」「それはお困りでしたね。じゃあ、どうぞ」「恐れいります」差し出したわたしの手に触れた、娘の華奢な指は、まるで氷のように冷たかった。

障子の影絵をイメージして適当に作ってみた。