※以下はUP主の妄想全開な「ショートショートのようなもの」です※ 　朝、階下の事務所に男は居なかった。良くあることだ。 　平日も休日も昼も夜も関係ない。仕事が有る時が勤務時間。不規則極まりない。 　「せっかくコーヒーの一杯でも淹れようと思ったのに…」女はボソリと独りごちた。 　4年前「思い切り歌の練習ができる部屋」を探していた駆け出しの新人モデルは、何処からか話しを聞きつけた中年男と出会う。自分の事務所の上が空いているという…やがて眉目秀麗な美人モデルとあくせく働く中年男は、一つ屋根の下で、夜具を共にするでも睦言を交わすでもない珍妙な同居三歩半手前の生活を送るようになっていった。 　女の携帯にメールが入った。 　『遣い立てして済まないが、午前中に「お祝いの用の花束」を用意しておいてもらえないだろうか？好きに選んでくれて構わない。値段も任せる』 　女は呆れたように肩をすくめ、溜め息をついた。 　「何処の何方へのお祝いなんだか…」 　花はもちろん嫌いではないのだが、種類や名前にそう詳しい訳ではない。花屋の店員とやり取りしながら、どうにか花束を誂えてもらったところ、またメールが入った。 　『花束は出来ただろうか？それは君への花束だ。急ぎ出かけることになって、芝居がかったことをして申し訳ない。少し遅くなるけれど、ケーキを買って帰るから待っていて欲しい。誕生日おめでとう』 　お借りしたもの 大葉式初音ミク　im3064926　大葉真琴様 micPhone5c　im3444043　ログ太様 街_路地6　sm30669119　miya様 プルメリア　im6037381　・吊り下げ植物　im5089009　いつものほん様 広場：mco_010b　nc130570　midori様 o_Diffusion　sm13813270・o_SSAO　sm16930526・o_LikeHDR im2004305　おたもん様 PowerDOF　針金P様 ExcellentShadow2　そぼろ様　sm15369179 　感謝！