1834年 ドイツ を含むイラストが 1 件見つかりました ( 1 - 1 件目を表示 ) タグで検索

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【ウエストミンスター宮殿(Palace of Westminster)】                              英連邦首都ロンドンの中心部を流れるテムズ川沿いに建つ宮殿。イングランドの基礎を作ったとされるアングロ・サクソン人の時代から基礎となる建造物があったとされ、中世期の頃までにはイングランド王の宮殿として確立していたと言われる。因みに確認されている部分で最古の建造部分はウイリアム2世の時代に造られたもの。しかし1529年に大火に見舞われたのを切っ掛けとし翌年の1530年には当代の王ヘンリー8世は枢機卿のトマス・ウルシーより譲り受けたヨーク宮殿へと移居し一時的にイングランドに議会と裁判所が二つ存在する状況になった。1834年に再び宮殿は火災に見舞われ、「ウエストミンスターホール」や「聖ステファン教会」の地下や回廊を除く全てが消失してしまう。その後の再建計画では新古典派式建築を望む一派を退けゴシック様式の建築に決定。その一世紀後の第二次大戦におけるドイツ軍のV1ロケットによりロンドンが爆撃を受けた中でも辛うじて被害を免れ、21世紀の現在も併設する時計塔「ビッグベン」と共にロンドンのシンボルであると共に政治の中心となっている。構造は中央の尖塔を境に北側に下院、南側に上院と王室関係が入る「ロイヤルギャラリー」に分かれている。先程建築様式をゴシック様式を取り入れたと記したが視覚的にはあまりゴシック調は目立たず、部分的にバロック様式であったり、古典様式、或いはチューダー様式を取り入れたりと時代の変遷に伴い様々な様式を取り入れている事が分かる。因みにこの建物も1987年に「世界文化遺産」としてユネスコに登録されている。

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