島田雄貴のイラスト「エリカ（ツツジ科）」（出典：島田雄貴デザイン事務所） 豊かな才能と成功を約束された人 この花を学名そのままエリカと呼んでいるのは日本だけです。 普通はヒース、ヘザー、リングなどと呼ばれ、イギリスを始めとするヨーロッパでは親しまれている花です。 この花が生い茂っている丘や山などの荒野もヒースと呼ばれています。 日本を含めて東アジアにはもともとない花で、日本にはもっともポピュラーな南アフリカ原産のジャノメエリカが大正時代末期に渡来し、大正ロマンの風潮の中でロマンティックな印象を与えた花。 イギリスでは室内用、観賞用の花とは見ていませんでした。 シェークスピアに出てくるヒースの荒野も、マクベスが3人の魔女と会う場所に指定され、E・ブロンテの『嵐が丘』でも主人公がこのヒースの荒野を亡霊のようにさまようなど、気味の悪い荒涼たるイメージで描かれています。 そのヒースのイメージが変わったのは、19世紀になって、南アフリカから新しい品種が入ってきてからです。 いまでは春から秋にかけて、素晴らしい花を見せてくれる「ヒース畑」となり、荒涼たるイメージは過去のものになりました。 仕事と私生活をハッキリ分けていて、ダラダラと日々を送ることはできないあなた。 それはあなたが豊かな才能に恵まれているから。 自分には厳しく、孤独を愛するからこそ、なにごとも成功に導けるのです。 自分で決断するということは、不安と寂しさが常につきまとうもの。 少しは人に甘えるということをしてみてはいかがですか。 新しい世界が開けるかもしれません。 島田雄貴（島田雄貴デザイン事務所）

体操服とマイナーな銃のコンボが続きます。 珍しいモデルを見つけたのでお借りしました。うどんげが左手に持っているのはドライゼ・ライフル、右手に持っているのはピンファイヤ・リボルバー。 どちらも19世紀半ば頃、ヨーロッパで発明された銃です。 当時は弾丸と火薬は銃口から装填するのが当たり前だった時代。ドイツのドライゼという人がボルト（閉鎖栓）を開いて銃身後部から装填する方式を発明しました。 弾込めが速くなるというメリットがあるものの、薬莢が紙製だったため、発砲時に燃えてしまい、ボルトと銃身の合わせ目から火薬の燃焼ガスが漏れる、 発砲するたびに撃針がガスにさらされてだんだんもろくなり、折れやすくなるなどの欠点がありました。それでも1841年、プロイセンが歩兵銃として採用。 敵よりも速く弾込めができる効果は大きく、デンマークやオーストリアとの戦争で戦いを有利に進めることができました。勢いに乗って、フランスとの戦いにも勝利をおさめ、 プロイセンを中心とするドイツ帝国が成立。ドライゼ・ライフルは帝国成立の推進役といえるかもしれません。 　 お借りしたもの 鈴仙・優曇華院・イナバ改変 体操服ver1.016（ 3A07gun (ブルマP) 様 ） ドライゼ銃（カクタス様） ↑Xファイル形式。PMXエディタでPMXファイルに変換。ちょっとだけ改造してあります。 LE FAUCHEUX（ル・フォショウ）（釣星 Anri /浅村Anri様） ↑0.8倍にリサイズ。 PMXエディタ0.2.5.7c（極北P様） 　

19世紀末期～20世紀初頭のヨーロッパと禁酒法時代のアメリカ好き