～あらすじ～ 正気のまま春を迎えたものはいないといわれる呪いの炬燵。 鎮守府七不思議のひとつに数えられるその曰くつきの炬燵が、この鎮守府にあるのだという。 初冬のある日、初雪はいつものように自堕落に過ごすため、暖を求めていた。 通りがかりの倉庫。半端に開かれた扉から覗くそれに、初雪は釘付けになる。 その名は、『KOTATSU』。 炬燵を出し、清潔な布団を出し、そして、電気を入れた。 温まった炬燵が、ほのかに淡い橙色の温かな光でマットと布団を照らす。 初雪は埋もれていった。 「明日から……本気出す……から」 おやつに食べようと思ったふかしたサツマイモを食べもせず、炬燵にずるずると吸い込まれていく。 そして、そこには、炬燵だけが残った。 次に犠牲になったのは、海外艦のレーベとマックス。 突然、炬燵から顔を出した初雪が紅潮した表情で二人を誘う。 「ハ～イ。レーベにマックス。これからこの炬燵で暖まらない？」 明らかにキャラが崩壊している初雪に戸惑いを隠せないレーベとマックス。 「いや、僕ら、これから遠征任務があるから」 「そうよ。それに炬燵で寝たら風邪をひくと聞くわ。そんな甘言には……騙されんぞ」 「そうなの？　こんなに気持ちいいのに……。今ならホカホカのお芋もつけるよ」 「「……」」 かくして、二人の海外駆逐艦が炬燵に飲まれた。 その後、彼らの行方を知る者は誰もいなかった。 次に、犠牲になるのは一体誰か……。 ※というわけで、炬燵の時期なので、ホラー映画（？）のチラシっぽいなにかを描きました。 ※ところで、映画界において全米は一体、何回泣いたのか誰か集計した人とかいるのかしら？ ※お分かりいただけただろうか……？　

Bird, Kotatsu, Lollipop, Angel-hero #WSVGA

今年も一年お疲れさまでした。 という事で年末くらいはほっこりとしたイラストにしようと、炬燵に入っているイラストを生成しました。 炬燵の表現は素のAIでは難しいので「kotatsu LoRA」を使用しています。 何か妙にだだっ広い和室になったな…。ｗ