ジェナン・サイラン…ヘルヴァの初恋のブローンです。モデルは、始めからKAITOの予定でしたが、問題はどのモデルにするか？でした。個人的にはあにまさ式KAITOが好きなのですが、どうにもイメージに合わない。そこで選んだのが美形モデルで名の知られるKIO式モデルでした。この方のモデルも完成度が高く、動かしてて楽しいモデルでした。マフラーあってこそのKAITOですが、偵察員の任務にはおそらく不向きであろうということで、マフラーは削除しました。中央諸世界の偵察員が優秀で美形なのは、おそらくファーストコンタクトで交渉を有利に進めるためだと個人的には思っています。人間は五感の内、視力の影響が占める割合は80％ほどだそうです。つまり見た目が極めて大事だということですね。それはそうです、腐な方もそうでないかたも、コミケ帰りで汗臭くハァハァいっている方よりさわやかイケメンのほうが印象がいいに決まっています。あ、いや別に私はコミケのネガティヴキャンペーンを張っているわけではありません。とにかく、父の死に激しく負い目を追っているジェナンが父親の名誉を回復するために、多少の勇み足を踏んだとしても無理からぬことだと思います。【歌った船】では「ジェナンは無駄死にだ！」とのコメが多かったわけですが、果たしてそうでしょうか。私は信じたいです。ジェナンの死が少なくともヘルヴァという一人の少女の心の中に彼の姿を永遠に刻み込んだのだということを…。そうでなければ、ヘルヴァは永遠に救われません！

ヘルヴァの心を理解できるおそらく唯一のシェルパーソン、シルヴィア。奇しくもジェナンの父サヒール・サイランをブローンとしていたことがあり、ジェナンと同じような状況で亡くしています。キャラクター的にはどんな人なんだろうと考えた末に選んだのが、モンテコア様作成の巡音ルカver1.0(mao様着せ替え版)です。小説でのシルヴィアもそうですが、モンテコア様のモデルは、なんというかえもいわれぬ色気を感じます。 さて、昨年「歌った船」を作成した際、一番悩んだのは、実は【シェルパーソン】の取り扱いでした。後に作成した「歌った船製作後記」ではおおむね「らぶミク」の評判はよかったので一安心しましたが、個人的にはシェルパーソンを「人型pmdモデル」で表現したのは、やはり【邪道】ではなかったかという想いがぬぐいきれません。「わかりやすさを優先した」…と、言えば聞こえはいいですが、要するに「自分の表現力の乏しさ」を露呈しているわけです。いまさら、キャラを変えるわけにも行かないし、そういうこともあるかもねと、ニヨニヨしてごらんいただければと思います。長々とすみません。私はブログもツイッターもやってないので、こういうところでぐちぐち言うことがあります。生暖かい目で…(ry

ＭＭＤドラマフェスティバルⅡ】“嘆いた船”は鋭意作成中です。ってか、誰か作っておくれよ…、時間がないぞぇ。また【ドラマ】旋が遅れる…。

上級医務官オンロ…彼もまた家族を亡くし、心に深い傷を負っています。彼の元には宇宙病にやられて神経系が麻痺しており、まともな意思表示ができない状態の息子だけが残されました。作中の彼の会話描写と、地位の高さから考えると、オンロは中年から初老にかけてのダンディ(これは私が勝手に妄想しているだけですがｗ)な男性であろうと思われます。回復の兆しのない息子をかかえていますが、オンロは決してあきらめず、息子が回復するためなら何でもやる気でいます。また、ジョークのセンスもあり、厳しい状態でもウィットに富むジョークがさらっと口をついて出てくるのも大変好感が持てます。 さて、MMDのモデルを見てみますと、シオダのときとは異なり、比較的年齢層の高いモデルがいくつかあるようです。ですがやはりMMDモデルは若い女性に華があるらしく(まあ、そりゃそうですね)、数が多いとはいえません。さまざまなことを考慮した結果、拙作ではaokana様作成の表情が大変色っぽい【坂田銀時3Zクローン】を起用させていただきました。白衣を着てるし好都合です。“嘆いた船”では主役のヘルヴァやシオダを喰ってしまうほどのインパクトのあるオンロですが、拙作でも、本当に自分の息子を愛しており、なおかつ回りに配慮をしようとする、口は悪いけれども色っぽい大人の男性を演じてもらえればなあと、思っています。 さて、作成状況ですが、製作が相当難航しており最悪フェスティバルに参加できない恐れがあります。作成状況は現在65％程度で総時間はたぶん30～40分を越えるはずです(前半17分はBGM、SE込みで完成済み、うっとりループ中ｗ。今、悩んでいるのは製作もそうですが、果たしてみなが見てくれるのかと…前後に分けたほうがいいか…)。前作“歌った船”とは異なり、セリフをカットすると前後のつながりが取れないためです(さすがマキャフリー、あなどれないぜっ)。これからBGMやSEの探索などを考慮すると気が重いです。なんとか連休中に90％程度に持っていければという思いで製作しています。予告をかまして間に合わないのも恥ずかしいので、鬼神となって製作中です。

このMOB紹介画像は現在作成中の【MMDドラマフェスティバルⅡ】「嘆いた船 ―後編」からの画像になります。このモデルはmonozof様作成の親父1号mf502です。 このあとの【MOB紹介～その2】もそうですが、MOB…という言葉では言い表せないほど素晴らしいモデルですね。幼いころは誰しもそうですが、みなお姫様になりたがるものですｗ。ですが、残酷なことに既に幼少期の時点で現実に直面して、自分自身にお姫様の器量がないことを嫌でも気づかされます。しばらくの間はスネて(ｗ)過ごしますが、そのうち脇役の重要 性に気付かされます。主役だけではドラマは作れません。従者の役、木の役？ですら、ドラマを構成する重要な要素です。さわやかイケメンとボッキュンスペシャルボディーの美女だけしかでてこないドラマが果たして魅力あるものに映るものでしょうか？。漫画は特にその傾向が顕著です。いわゆる一流の漫画家は恐らく例外なく、主役と脇役の描きわけができてい るように思えます(あ、いや…私は別に全員８等身の某サッカー漫画のことを言っているわけでは…ゴニョゴニョ)。私個人としては自分自身の過去の苦い経験？から、【たとえ、脇役でも見せ場を作る！】というのをモットーにしてドラマ作成をしています。私にはお姫様の心情は理解できませんが、脇役の気持ちが幾分か理解できるからです。無論すべてのキャラに 出番をさしあげげられませんが…。 さて、私はドラマ作成にあたって一つだけ気を付けていることがあります。それは【主役を光らせるために、脇役は脇役に徹すること！】です。いわゆる【主役を喰ってしまう】という表現があります。ドラマ作成の一つの形態としてのこのような表現を私は否定しません(否定しないどころかむしろ好きだったりｗ)が、本来ドラマの立場からはこれは邪道な気がしま す。私の動画では、妙にギャグ要素が多いことに気がつかれた方もいらっしゃるかもしれません(御覧になっている方はほとんどいないとゆーさみしい現状ですが…)。脇役を光らせるにはギャグが一番手っ取り早いからです。脇役がお姫様を奪ってオイシイ思いをするようなドラマは、もう根底から崩れ去ってしまっていると考えるからです。でも、ギャグって本当っ っっに難しいです。センスがないだけなのかもしれませんが…。