VMDImporterはMMDより滑らかになるようモーションを変更するようです。 動きが滑らかになりますが目線など微妙な角度が重要な動作に狂いが生じる原因にもなります。 本動画ではカメラワークを変更して対応していますが、吸収し切れてはいません。 　オリジナルの造形をできるだけ変えない前提なのですが、 手足が貫通するコマではモーション修正が必要でした。 これは挟まれた物理メッシュのクラッシュ原因になるためです。 MMDでは剛体ごとに判定有無を設定することで回避可能ですが、Blenderではできません。 　パラメータ調整などでごまかすのは難しく、 個別手作業ででめり込みのないモーションに改変するのがまだ一番楽でした。 参照元sm15668630 オリジナルsm8695572かにひら様

顔の造形がオリジナルと微妙に違って見えます。雰囲気で言うなら「ほんわか⇒活発」みたいな？ 形状はオリジナルのままですがSubsurfで肉やせで微妙に髪量が減り猫顔？になっているようです。 再現が不十分と言われればその通りです。それなりのポリ数はあるので大丈夫と思っていたのですが甘かった。 　※Subsurf(サブディビジョンサーフェイス)はポリゴンの角を取ることで曲面を滑らかにしていくので、 接続している面同士の角度が急だと小さく見えるようになります。 　あと、前髪が前からのみ輪郭線が出ないのを再現しました。輪郭線ありとなし張り合わせで実現しています。 参照元sm15668630 オリジナルsm8695572かにひら様

そのほか変更点など ・マテリアルノードを使用してトゥーンテクスチャによるシェーディングを擬似的に再現しました。 直交する3つのhemiでHalfLambertのようなDiffuseが得られることを利用しています。 設定が多少面倒ですが、機械的に変換可能です。 ・輪郭線にはMMDっぽく、カメラ距離に応じて太さ(濃さ)が変化させました。 ・スカートがオリジナルより開き気味なのは物理メッシュをかなり内側に仕込んでいるためです。 物理メッシュに厚みが無いのでそうしないとスカートのへこみから脚が見えてしまうのです。 開いても中身が見えないよう、10Gかけて押さえ付けています。 参照元sm15668630 オリジナルsm8695572かにひら様

レア様本体のテクスチャは、オリジナル動画だとおおよそ等倍以下の拡大率で 表示されるバランスになっています。(袖裏地だけもう少し荒い) 参照元動画だと２倍程度まで拡大されていてドットが見えている部分もあるのですが、 柄的に目立ちにくいようです。許容範囲ではないでしょうか。 　一方で、ステージ床はオリジナル動画でもドットが見えます。 ステージ全体が512x512、緑円内が256x256なので、 オリジナルでも5倍程度まで引き伸ばされ表示されています。 参照元画像ではLanczos3で拡大したものに置き換えていますが、 機械的変換では大した効果は上がりません。 参照元sm15668630 オリジナルsm8695572かにひら様