主人公はコイツ→im9055827 ※名前決定(19.03.22)→【レイラ・ラッシュ(Layla Rush)】 ------- 「先日の事件でご友人が犯人であったショックが残り、頭が回らないのは仕方がないでしょう。しかし・・・。」 　翌日、事務所で中年探偵が濃い目のキリマンジャロをマグカップに注いで席に座ると、処理中の関連資料を脇に抱えた補佐の女性が話しかけてきた。 「あれだけ領収書を忘れるなと、毎回言っているのにまた忘れたのですか？犯人がとまっていたモーテルに行く途中、給油したならそれも経費だってことくらいわかるでしょ？」 　中年探偵は、推理以外は基本ダメ人間である。 「あの時、出かける前にも注意しましたよね？それともあれですか？トイレいったら、記憶も一緒に流れてしまう人種なんですか？」 　表情を変えずに淡々とお叱りの言葉を述べる。だが、まったく反省しない中年探偵は『俺のアパートの風呂場のドアも経費で修理できない？』なんてことを言ってしまう。 「できるわけないでしょ。っていうか・・・まだ修理してなかったんですね。まさか、先月の雪が積もった日もそのまま入ったとか？ 　『俺の【マス〇ーソード】が凍るかと思った』？ 　回転斬りもできないお粗末射程で、見栄を張らないでください。凍ったら、【念願のアイ〇ソード】が手に入るじゃないですか？『殺しても奪い取る』ほどの価値はないですけど。」 　この相棒の女性、己の発言内容に下ネタが混ざろうが毒が混ざろうが全く抵抗を感じないタイプだ。 「報告書もたまには一発OKな状態で提出してください。誤字脱字が多いです。あと読みやすく改行しろって、私は何度言いましたか？」 　まだまだ終わる気配のない説教を気にせずに、中年探偵は入れたてコーヒーを堪能していた。 ------ 　やはりおっさん系探偵の相棒とくれば、事務的補佐と説教が担当の女性パートナーかなと思いました。お互いの信頼関係があるからこそ成り立つ、毒舌的な言い方を日常的にしている印象があります。だけど、おっさんも対抗するかのようにマイペース。まったく反省しない。

新元号「令和」が発表された あの瞬間 頭の中に Layla のサビが流れたのは 自分だけじゃないはずｗ

リクエストを受けて描きました。 I drew it upon request.