連続少女誘拐事件の手がかりを求め、ケロリン町を探索するソラと霊夢。 　大きな手がかりもなく空振りに終わった探索に落胆する暇もなく、肩を落とす霊夢を狙う攻撃。 　間一髪でそれを遮ったソラだが、強襲者の正体を知って愕然とする。 　それはM.M.D.入隊以来、配属に至るまで苦楽を共にしてきた親友、本音デルだったのだ。 ソラ「これは、いったいどういう事だ?デル?」 デル「済まない、ソラ……何も言わず、博麗の巫女を俺に渡してくれ」 　突然突きつけられた要求、そして明確な殺意と衝撃。足に装備したフォノンブレードドライバを使いこなし、足技で攻撃してくるデルに、ソラは防戦一方となる。 ソラ「デル、君は一体!」 デル「どうした、ソラ!そのまま死ぬだけか?!」 ソラ「なぜ、どうして君が霊夢を襲う?!例の誘拐事件と、君が関係しているのか?!」 デル「これまでの拉致案件はある目的のためのかく乱に過ぎない、そしてその目的のための最終標的が、博麗の巫女なのだ!!!」 ソラ「！！！最初から、巫女が……霊夢が目的だったというのか?!」 デル「そして俺の「目的」もなっ!!!」 　激しい攻防が続く中、デルの渾身の一撃を抑えきれず膝をつくソラ。 　同時にソラのドライバは機能を停止、ソラは戦闘力を喪失する。 　ソラのドライバはフォノンウェポン黎明期の試作品、対してデルのそれは最新式のドライバにカスタムチューンが施されたもの。結果は自明であった。 　深手を負い、成す術がないソラ。縋り付く霊夢に、デルは冷酷に言った。 デル「一緒に来てもらうぞ、博麗の巫女……」 霊夢「…………ソラ……!!!」

　「音」を力に変える性質を持つ物質・フォノン粒子を用いた最初の武器であり、超振動と超高温、並びに光学的作用の3つを併せ持つ武器。ゆえに対抗手段が取りづらく、完全に相殺するためには同種のフォノン兵器が必要となる。 　切れ味については御覧の通り。戦車の装甲すらチーズの様に切り裂いてしまう。全出力モードによる光線発射も可能。 ※64bit版にしたらバラバラエフェクトが使えるようになったので、今回試してみました。 こういう風に、トンファーみたいにして振り回す剣ってなんていうんでしたっけ?

ストーリー名；promise 展開順序：1 歴史順序：2 想定時間：21世紀初頭の日本 背景など：深刻化したエネルギー危機がフォノン粒子の研究開発の促進によってほぼ駆逐された時代。「交蝕の時」による混乱から立ち直り始めて10年の歳月が経過した頃、博麗神社に住まう巫女姉妹の末娘・霊夢は幼馴染の穂歌ソラと5年ぶりの再会を果たす。 　同時期に霊夢の周囲で同じ年頃の少女たちが連続して誘拐されるという事件が発生、霊夢は特別警察組織「M.M.D.」に所属していたソラと共にその調査と解決に乗り出す。 　しかしそれは、その後長きに渡り展開される悪意との遭遇、そして抵抗の始まりに過ぎなかった……。 【すいまじ】シリーズの根幹となるメインストーリーラインであり、総てのシリーズで同一の設定を用いるスタンダードとなります。 実際の歴史とは違う部分もあり、同じ部分もあり、少し混乱しやすくなるかもしれませんが、旬なネタは取り込んでいければと思っていますw