投稿者：jaja さん

提督村紗は、はたからみた彼女の様子とは対照的に、非常に冷静であった。用意周到な敵なのだ。徹底した防衛ラインを張ってくるのはわかっている。もしかすればこちらの予想を超える強大な軍が立ちはだかるかもしれない。しかし内から湧き上がってくる戦意が、お預けを喰らい続けてきた戦士の血が、彼女を嬉々として死地へと導く。博霊の潜む宙域で彼女がみたものとは・・。 最強の鬼を相手に、余裕の絶えぬ最強の人間。神に愛され…