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V3

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投稿者:クロシマ さん
歌いたくて仕方がなかったのだ。だが彼女の体では、歌う事すら儘ならず、声さえ出なかった。どうしようも無い病気なのだ、彼女もそれを知っている。だが歌いたいのだ。誰かに思いをぶつけたい。壊れる程、狂う程、その喉を切り裂いて今にも空に捧げたかった。 …閃光と共に一瞬、瞼を落とすと、目の前には少女の姿があった。絶対の信頼をその小さな背中に宿した少女は、世界中を束ねる笑顔でこう言うのだ。 「想う分だけ、私がいる…
2014年02月20日 20:56:56 投稿
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