投稿者：三千院　帝 さん

三笠「や、止めぬか!離せ、このっ……!」 宗近「おやおや、つれない様子のわりに身体は緩やかですね。本気ならば私など容易く放り捨てる事が出来るでしょうに」 三笠（どういう、事じゃ……?!こ奴、障子紙みたいに軽いくせに万力のような力じゃ!振りほどけぬっ……） 宗近「まぁ、貴女の自意識はまだ深い所にあるようですから致し方ないのかもしれませんが……本当の貴女はいまだ眠りの中、しかし、目覚めようとしている。私はその目覚め…