投稿者：三千院　帝 さん

青空に向かって、私は竹竿を立てた。 それは、「未来」のようだった。 定められた長さを超えて、どこまでもどこまでも まるで空に吸い込まれていくように、遥か彼方まで 貴方達はその未来を受け継ぐ光。 私達が先人から時間を受け継いできたように、 私達もまた貴方達へその時間を託す。 貴方達もまた、その次の世代へと託していくの。 青空に向かって伸びる竹竿の様に、 ひたすらに真っ直ぐ、さらに大きく、遠くへと延びる未…