「静かな夜に」第42話
投稿者:流石食堂 さん
チヨ達がいる場所とはまた別の街の入り口近くにも機械兵が押し寄せていた。
そこへは久龍が一人、佇んでいた。
一人でいるなど機械兵には格好の餌食である。
しかし彼女は顔色一つ変えずに自ら進み出て、機械兵に囲まれた。
「ふむ…。」
彼女は何か理解したのか静かに手を伸ばすと行燈が現れ、輝きながらゆっくり回りだした。
するとどこからともなく風が吹き出した。
機械兵達は只ならぬ気配を察知したのか互いに顔を見合わせ…
2017年12月18日 23:59:48 投稿
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