「どういうつもりじゃあナギサァ？」 「どうもこうもないわよ、あなたあの子を潰すつもり？」 イレギュラーへの対処と言う名目でゴウサクとサザナミの戦闘を一時中断させ、離脱したサザナミが視界から消えたところで、ナギサは改めてゴウサクに向き直った。 「大事な最重要候補って話くらい聞いてるはずよね？だってのに力任せにメチャクチャしてくれちゃって。」 「何を言うとるんじゃ。本気で潰すつもりじゃったらいらん話も挟んだりせんけえの。それに、あれじゃあ明らかに足りん。あんな鞘ぐるみのまま波動を振り回す程度じゃあゆくゆくの計画にもついてこれん、じゃけえわしもできる限り容赦せんかったのじゃ。」 ゴウサクがサザナミとの戦闘中に最も気になったのは、彼女の意志の希薄さだった。サザナミの鉄のイメージに基づいた高硬度の波動は、質や安定性については申し分なかったが、それを扱うサザナミ自身に確固たる意志が見られなかった。ゴウサクが最後に投げかけた問いは、波動を振るうサザナミの意志、もしくは本能にでも語り掛けるものであったのだ。 しかし、そんな彼の考えを無視してその場の判断で戦闘に水を差すほどナギサも浅慮ではない。 「言っとくけどね、あの子タイプ絞って戦えばそれなりよ？あの子がただ単に自身への波動の侵食を嫌がって出力を抑えてたと思ってたの？」 「…どういうことじゃ。」 「ラティアスよ。あの子自分が波動を拡散し続けると、少なからず側にいるラティアスにも影響が出るってわかってたから、控えめにしてたのよね。」 これは以前の調査の時のサザナミの様子から得た見解だった。 「じゃったら、あの娘とラティアスはまだ波動のリンクはつないどらんのか？」 「でしょうね。あまり考える時間もなかったでしょうしねぇ。ただ…」 そこで少しナギサは考え込む。この街へ来る前に受けていた報告と以前の調査に加え、先刻の戦況を鑑みて、ナギサには思い当たる節があった。 「で？どうするんじゃ。わしは頼まれとる身じゃけえ、あの娘を追うけえの。」 「あぁ構わないわよ。さっきのは一度互いに頭冷やしてほしかっただけだから。私も、多分まだすることあるからそっちに行くわ。邪魔して悪かったわね。」 次【im4885426】

ナジャ「…肩が凝りますね。胸のせいで地面が見えず、視界も狭まります。 実用的とは言い難いですね…。 まあ、さわり心地や弾力はなかなかーーー」 ポリン「な、ナジャ先生…！？」 ナ「おや、ポリン。先日、あなたが夢の中で嬉しそうにしていたので魔術で実験をーーー」 ポ「魔術！？魔術で出来るんですね！そのおっぱいが！！」 だだだだだ。とポリンが走り出す。 ナ「…行ってしまいました。ふむ。理想的なフォームですね。体育が得意とは知りませんでした。 まあ、魔術師のラディスならまだしも、錬金術師で習得は難しいかもしれませんが。 あと10分で解けるんですけどね、この魔術。 …まあ、せっかくやる気になっているのですから、水を差すこともありませんか。」 巨乳化した際の服装のズレを整えるナジャ。 ナ「こほん。…では冥王の反応でも見てみましょうか。」 今回の実験は、夢の中で、巨乳化したポリンを凝視していた冥王の反応を見る目的もあった。 ナ「反応を見るだけです。他意はないのですよ？」 誰にだか言い訳をする。 とくんとくんと、早鐘のように胸が高鳴る。 彼女自身気づいてはいなかったが、最愛の人の反応を見るためというより、 彼に見てもらうため、ナジャは歩き出すのだった。

前→im10996441※各艦娘は、イメージ艦娘となってます(昭南は某PSフレンド、秋雲は某フォロワー兼PSフレンド)愛車の話をしている秋雲と昭南、そんな話をしている中に水を差すことが…。昭南「そうなんですね…え？」秋雲改二「う～ん…ん？」犯人「あっ！？」昭南＆秋雲改二「…え！？」湘南の左手を持っているのは、あの時古い住宅街でハイエースに乗っていた黒い人の内の一人。二人ともビックリしているけど、犯人の方もビックリしてるんだよね(すぐに気付かれたから)。昭南の運命は如何に…！？次→im10997045【お借りしたモデル等】つかさ式秋雲改二：つかさ様rim式改変昭南：後藤鈴音様黒い人：細すぎるP様釣り池：ばんぞく様モブビル群：のべ男様AutoLuminous4Ver4.2、ディフュージョンフィルダ：そぼろ様

※1：番外編※2：各艦娘は、イメージ艦娘となってます(涼波・磯波は自分の兄、涼風は某PSフレンド)2024(令和6)年3月12日(火曜日)午前10時10分頃、鎮守府内の森より。この日は、夕雲型駆逐艦 10番艦『涼波』の進水日。艦歴等は各自で(ry因みに、同日の他記念日は"財布の日"、"モスの日"、"スイーツの日"、"だがしの日"となっている。涼波「その～…水を差す様で悪いけど、誰かがあたい達について来ている気がするんだが…(困)」磯波「そうですね…ちょっと早歩きで森を抜けましょうか(汗)」涼風「(ぐぬぬ…)」相棒艦の吹雪型駆逐艦 9番艦『磯波』とデート中の涼波、しかし奥の木の陰から二人を隠れて見ている白露型駆逐艦 10番艦『涼風』の姿が。まだ涼波の事を諦めてないのか、涼風は…(困惑)涼風の気を察知したのか、早歩きで森を抜けた二人。その後を追う涼風だが…この後の事は閲覧者の想像に任せよう。因みに、翌日の3月13日(水曜日)は改敷島型練習特務艦 1番艦『朝日』の進水日である。艦歴等は各自で(ry同日の他記念日は"新選組の日"、"青函トンネル開業記念日"、"サンドイッチデー"となっている。【お借りしたモデル等】つかさ式涼波：つかさ様とらはぜ式磯波：とらはぜ様SSR式涼風改Ver1.60：SSR様ガードレール：あ～ぼ様森：ムムム様AutoLuminous4Ver4.2、ディフュージョンフィルダ：そぼろ様